ニックネーム：はいね
年齢：23歳
学歴：専門学校卒業
性別：女性
勤務年数：1年4カ月
空港国際線グランドスタッフ。シフト制の月休9日。残業ほぼなし。社宅あり。ボーナスあり。健康保険、国内線航空券社員優待あり。
空港国際線グランドスタッフ。
勤務はシフト制の月休9日。残業ほぼなし。社宅あり。ボーナスあり。健康保険、国内線航空券社員優待あり。
業務内容は国際線の搭乗手続き、ゲート業務、到着業務がメインで、空いている時間はカウンター近くにいて、お客様案内などをします。だいたい一日ですることは割り当てられているので、時間が経つのは早いです。
搭乗手続きの業務はいろんな国の方と接することができ、楽しいですが、手荷物の確認や入国書類の確認など確認事項が多く、いつも気を張っていなければならないので、気疲れもしますし、毎日、ミスがありませんように、と祈っています。
お客様が少なくてもカウンターを開けている時間は同じなので、暇な時はかなり辛いです。
周りからの信用も高く両親も満足げな様子だった。
グランドスタッフというとかなり聞こえがよく、しかも国際線配属ということで、祖父母はかなり鼻高々といった感じでした。
両親は仕事の内容よりも1人ぐらしすることに関してかなり心配していましたが。
もともとエアラインの学校に通っていましたし、就活もグランドスタッフに絞って受けていたので、友人などからはとくに驚かれることもなく、やっぱりね、と言った感じで、とくに評価や変化はなかったです。
ただ、初対面の人などにグランドスタッフをしているというと、すごーい、といってもらえるので、この職業に対する評価はある程度あるのかな、と思います。
朝が早い。ルールを守れない人にいら立つこともある。
まず、早起き。ある程度は慣れてきたものの、朝4時に起きて空港に向かっていると、なんでこんなに早くから起きて働きにいくのだろう、と思うことがあります。
また搭乗手続きのさい、手荷物の重さが超過しているお客様がごねて説得している時など、いい大人がルールも守れないのか、と憤りを感じます。いい年をしたおじさんのサラーリマンがキレ気味で反発してくることはザラです。
グランドスタッフは若い女の子が多いのですが、そんな子たちを前によくやれるな、と他の子が対応している時でさえ思います。グランドスタッフは体力が必要とよく言われます。
確かに体力も必要ですが、1番必要なのは気力と精神力だと思います。荷物の件だけでなく、あらゆることでクレームをつけるお客様はたくさんいます。その方達にいちいち傷つけられていてはやっていけないなと思いながら働いています。
ギャップはそんなに感じなかった。スピードが求められる仕事の分プレッシャーもある。
実際に働く前から、悪い部分もいろいろな方から聞いて覚悟はしていましたし、大きくかけ離れたギャップは感じませんでした。
ただ、搭乗手続きの際、忙しくて流れ作業のようになってしまうことは残念でした。
入社前はグランドスタッフというとサービスを重視して、1人1人きっちり接客できるもの、と思っていましたが、実際カウンターに入ると、お客様の行列。
そして時間内に全て終わらせなければいけないプレッシャー。国際線ということもあるのでしょうが必然的にサービスよりスピードが求められました。1人1人ゆっくり接客をしたかった私は、そこに入社前とのギャップを感じました。
もちろん時間に余裕があるときはきっちり接客しますが。また、時にはお客様にもビシッと言わなければいけないということ。いつもニコニコしているだけではいけないのだなと、入社前は思いもしませんでした。
体力が求めらる仕事。しかし、お客様からありがとうを言ってもらえる喜びが力となる。
グランドスタッフというと聞こえがいいですし、憧れられている方も多いと思います。
しかし、シフトはかなり時間がばらばら、体力が求められたり、お客様から厳しいお言葉を頂くこともよくあり、強い精神力も必要です。女性の世界なので、職場でも気を使いますし、体力、気力を使うお仕事です。
今グランドスタッフを目指している方はメリットだけでなくデメリットも理解して目指してほしいです。実際、それに耐えきれずやめていく方を沢山みてきました。
せっかく就職するなら長く勤めたいのは皆さん同じですよね。ですから企業研究や、職業研究はしっかりなさってください。ここまで厳しい面ばかり書いてきましたが、グランドスタッフはいろんな方と接する機会があり、良いお客様と出会うことも沢山あります。
外国のお客様で道案内をしただけで満面の笑顔でありがとうと言ってもらえる時などはこの仕事をしていてよかったな、と思います。
グランドスタッフは大変な仕事ですが、それでもなりたいという方、良い経験ができる職業だと思うのでぜひ頑張ってください。
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