在宅ライターの年収、仕事時間、福利厚生は?どうなの?現役ライターに聞いてみた体験談

ペンネーム:まりも
年齢:30代後半
学歴:高卒
性別:女
勤続年数:約1年
年収:約35万円

仕事は在宅フリーライター。1日5時間の業務。フリーのため福利厚生は無し。年収約35万円

私の職業は在宅でのライター業務です。
勤務時間や休日は決まりがなく完全なるフリーでの仕事ですが、主に活動しているのは平日の日中4時間ほどと夜間の1時間ほどでしょうか。
もっとできそうな日はもっとやることもありますが、目が疲れたり足の血流が悪くなるのを感じて限界がくることが多く、その限界を止め時としています。
フリーでの仕事なので福利厚生などはなく、夫の扶養に入っています。
それもあって所得税がかからないような金額に所得を抑えつつ調整している次第です。

この働き方は家事にも育児にも影響なく自分のペースでできるためストレスがほとんどなく快適です。もともと文章を書くのが好きだったので、書きながら読み手の人がどう感じるかを想像しながら楽しんでします。

短時間パートを探していたが条件に当てはまる仕事がなかったため在宅でできる仕事を選んだ

この仕事をすると決めるまでは短時間パートを探している状態でした。子供もいるので学校から帰ってくるまでには家にいられるようなパートをしたいと思っていたのですが、土日に休みがなかったり残業があるなどぴったり条件に当てはまる仕事はなかなか見つけられず、そのうちパート探しにストレスを感じるようになってしまいました。

主人は前から「家で仕事ができたらいいね」などと言っていたくらいなので、この仕事をやると決めて安心した様子で喜んでくれました。「外に出ない分余計なお金もかからないし、からだの負担もない。さらに家事や育児にも影響がない!」ということで、主婦にとって理想的な仕事だと思っていたようです。私もそう言ってもらえてがんばろうという気持ちと安心感を持てました。

在宅ライターのデメリット。目が疲れる。足の血行が悪くなる。

在宅ライターの辛いことは小さいことですがいくつかあります。
まずは目が疲れることです。乱視が強い私は眼鏡をかけて仕事をしていると徐々に目がかすんできてぼやけてきます。
そのため、目を細めて文字入力をしていることに気づくこともあり、視力には決して良くないのではと感じています。
他に辛いと思うのはずっと同じ姿勢でいるため足の血行が悪くなったり腰が痛くなってくることです。
最近は足を前にゆったり伸ばせるようにマットを敷くようにして改善しました。
しかし、辛いことがあるおかげで私語著に集中し過ぎずに休憩を取り入れる機会を与えてもらっているようにも感じています。
おかげで必要以上に疲れたり飽きたりすることもなく働けているという実感があります。

実際に仕事をしてみた在宅ライターのやりがいと醍醐味

私が在宅ライターをやる前までは「調べながら書けばいいんでしょ」と軽く思っていました。
わからないこともネットで情報が出回っている現代です。
それほど書くことに困ることはないと思っていました。
しかし、実際にやってみると記事のコピー問題や自分らしい記事に仕上がらないというもやもやが発生し、簡単なことではないのだということに気づきました。
もちろんコピー問題は論外ですが、自分らしく仕上げるという点においてはやればやるほど奥深さと楽しさを感じています。
最初はただ難しいと感じていたことでしたが、今はいかに自分らしく書くかという点に重点を置くようにしています。
それこそがライターの醍醐味でありやりがいだと感じるようになりました。

在宅ライターになるには書くことが心から好きで誰かに思いを伝えたいという情熱がある方にこそ向いていると思う

在宅でのライター業務をしてみたいと考えている人にはこんなことをアドバイスしておきたいと思います。
それは、家で手軽にできる楽チン業務だと思わないでほしいということです。
私のように主婦の方には適した働き方ですし、病気療養中の方にもオススメしたい仕事ではあります。
しかし、書く方は何百もの記事を書いて慣れてきたとしても読み手の方にとっては唯一無二の記事なんです。
だからこそひとつひとつを熱いものに仕上げる必要があります。
楽だからやってみようではなく、書くことが心から好きで誰かに思いを伝えたいという情熱がある方にこそ向いている仕事なのではないでしょうか。
それなら手数料を引かれても多少目がかすんだって楽しく勤まると思います。