保険営業マンの年収、仕事時間、福利厚生、残業は?勤続年数2年の現役保険営業マンに体験談を聞いてみた

ペンネーム:ニナ豆
年齢:36歳
学歴:高卒
性別:男
勤続年数:2年10ヶ月
年収:550万円

業務内容は保険営業。休日は土日祝休み、9時~18時勤務、残業有(残業代なし)インセンティブ制。

大手商社の契約社員として営業職をしています。
業務内容は保険営業です。
休日は土日祝休み、9時~18時勤務、残業有(残業代なし)インセンティブ制で仕事をしています。

主に損害保険の法人個人営業をしながら、同時に生命保険の販売営業もしています。
名目上、土日祝休みとはなっていますが、土曜日に個人のお客様と会える機会が多いので、土曜は仕事をしています。

逆に平日は個人にはなかなか会えないので、法人営業をメインに行っています。
法人だと同じく9時~18時くらいまでしか事務所が空いていないのもありますし、代表者が一日中事務所にいないことのほうが多いので、10時~14時位をターゲットにして訪問します。
なので平日は残業ほぼゼロです。

仕事をしている時の感情は、営業職自体が本当に好きで、自分の話を聞いて契約いただけた時の気持ちよさは測りしれません。
なので毎日が楽しく仕事ができています。

保険の営業をされるのが嫌で友達が減った。それでも保険営業を続けたことで尊敬されるようになった

保険業ということもあり、押し売りされたり、断るのが面倒だからという気持ちで、自然と私の周りから確実に友達は減りました。
ですが、続けていけば本当に友達だった方はまた戻ってきますし、評価もあがります。

保険営業というのはほぼみんなが続かないだろうと思うので、続けることにより、尊敬をしてもらえるようになりました。
その評価をうけても自身の感情は何も動きませんでした。

新規の契約が取れない時が辛い。自分には向いていないんじゃないかと落ち込む時期もあった。

仕事の辛い時は、もちろん新規の契約が取れない時です。
自分自身にはすごく波があって、取れないときはゼロ、取れるときは数十件となることが多いです。

この取れないときにもがいて営業活動をしている時がすごくしんどいです。

始めの頃に取れない時期がきたときは、本当に向いていないのではないかなど思い、非常に落ち込んでいた時期もありました。
あと、お客様から罵声を浴びせられることもありますし、自動車保険等では事故の相手方から罵声を浴びせられることもありました。

始めた頃はなんでこんなに言われなきゃいけないのかと言い返そうとしたこともありました。
しかし営業を学んでいくうちに、相手の気持ちに立ったときどう言うのか、どういう気持ちになるのかを瞬時に考えられるようになり、適切な言葉が出て、相手のことも理解できるようになったので、今はしんどくなることもないです。

営業はサボれると思っていたが、実際はサボる時間がない。

思い描いていた理想は、話せば契約が取れ、しんどい思いもせず簡単に稼げると思っていました。
あと日中によく営業車で昼寝をしていたり、サボっているかたをよく見かけていたので、簡単な仕事だと思っていました。

しかし実際に営業職に就き、営業活動を行っていると、話しても契約は取れない、昼寝をしたり、サボる時間なんてない、すごく辛くてしんどい仕事だと思いました。
以前は工場勤務でしたので、時間から時間まである一定の作業をしておけば誰からも文句も言われず、一日が過ぎていました。

保険営業に変わってから、同じように同じ話を続けていても契約は取れない、相手に合わせた話し方、内容を決めてから話さないと契約が取れないし、事故など予期せぬことが起こったときも瞬時に対応しなければいけない。
サボるような、昼寝ができるような甘い仕事ではないなと思いました。

自分のクセを直すことが重要。相手の感情を仕草や会話のなかで予測できるようになること。

人に対して、この仕事をオススメはあまりしていないですが、就きたいと思われている方でしたら、必ず自分のクセ(会話の中での接続詞やボデイーランゲージ等)があります。
そのクセに気づいて、まず直すことが重要です。
あと自分の思いではなく、人の思いや考え、感情を会話の中や仕草である程度予測や理解ができるようになることです。

保険営業はモノ売りではありますが、形のないモノの販売営業です。
形のないモノをお客様の心や頭の中に形としてイメージができるような話法が必要です。

はじめから長けておられる方も中にはいますが、営業をしていく中で意識をしていれば身についていきます。
日々気づきを必ずもち、毎日が楽しく仕事ができるように日々感謝の気持ちを忘れず仕事をしてもらいたいと思います。

勉強や努力は成功のため・人生のための糧となります。