警備会社の事務員の年収、仕事内容、福利厚生、残業は?勤続年数1年4カ月の現役担当者に体験談を聞いてみた

ニックネーム:なあさん
年齢:49歳
学歴:短期大学(英文科)卒業
性別:女性
勤続年数は1年4カ月
年収は約210万円

警備会社の事務員。勤務時間は9時から18時。休日は日、祝日。残業はほぼ毎日。

私の職業は警備会社の事務員です。事務といっても幅広いですが、大よそ一般事務にあたると思います。
業務内容は、警備員からあがってくる日報の打ち込み、勤怠入力、請求書発行、電話応対、来客応対、社会保険・雇用保険の資格取得及び資格喪失にための申請書類作成等が
主な仕事です。

勤務時間は朝9時から18時までとなり、休日は日・祝日他、第一、第二土曜、年末年始、お盆、ゴールデンウィークになります。

残業はほぼ毎日です。(約30分から1時間程度)雇用保険及び社会保険に加入しています。

仕事をしている時は、忙しい時はただひたすら、仕事に徹しているので感情というものはあまり無いかと思います。強いていうならば、必死=時間との戦いといった感じです。

コミュニケーションが得意で来客対応を任せられている。

私は元来おっちょこちょいなところがあるので、仕事に関しての周りの評価はそれほど高くないかと思います。社長からの評価も然りです。

ただ、コミュニケーション能力というか、周りを思いやる気持ちにかけては評価されているので、来客応対はメインで任されております。

上司にその評価を受けたときは、もちろん、とても嬉しくモチベーションが上がり、ますます頑張らねばという気持ちになりました。

足りない点は補いたい、さらに努力をしたいと思いますし、優れている点については、それで満足せず、ますます向上したいと思います。

忙しいときは休み時間を削って仕事をしている。サービス残業が毎日のため疲れることもある。

辛いことですが、とても忙しい時期(月末)等は、とにかく昼食時間も削って仕事をしているので、休息時間がなく、疲れます。

午前、午後の休憩も特に
会社では設けていないので、ほぼ一日、パソコンに向かって作業をしている状態です。

しかもサービス残業がほぼ毎日ですので、自分のための時間はないですし、かといって残業手当があれば、まだよいのですが、まったく無いのは時々辛くなります。

正社員での雇用で月給ではありますが、お給料自体が低いので、もしかするとパートタイムの方が稼げるのではないか?と思うこともあります。

このまま続けていてよいのか、生活のために見直しが必要ではないか?と考えるときもあり、少し悲しくなることもあります。

正社員になったものの福利厚生もよくならず、責任が増しただけだった。

この仕事に就く前に思い描いていたことですが、以前はパートでの雇用形態で働いていたのですが、子どもを一人で育てていることもあって、正社員での採用を希望し、転職しました。

正社員になれば生活も安定するし、お給料もアップするからと思ったのです。しかし実際は正社員とは名ばかりで、責任ばかりが大きく負担となり、実際は残業代もないし、有給もとれない会社です。勤務し1年以上過ぎますが、1日も有給をとったことがありません。

しかも昇給も今のところありませんので、時間はない、お金もないで
初めのころ抱いていた希望が無くなりつつあるのが残念で、また辛いところです。

このままこの会社で勤務してよいのか、他を探したほうがよいのか、しかしもうすぐ50歳ということもあり、転職も厳しいでしょうから、現状維持の状態です。

休みが少ないので自分自身の向上心を持って取り組めるかが重要。

私は警備会社に勤めていますが、警備さんというのは日・祝日もあまり取れない忙しい職種です。

その中での事務ですから、就業規則で休日が定められていても、休むのになんとなく後ろめたい気持ちになってしまいます。

また、事務とはいっても警備業の事務なので、警備業についての知識が全くないと、いろいろと不都合なこともありますので、
普通の一般事務よりもさらに自分自身の向上心も高く持って、日々業務にあたることが必須かと思います。

警備員さんが現場から戻ってきたときは、疲れを癒してあげられるような事務員が求められますので、いつも笑顔で接すること・気遣い等も求められると思います。

また現場ではいろいろなトラブルがあったりすることもあります。そのような場面においても、いつでも臨機応変に対応できることも必要だと思います。