ペンネーム:ちい
年齢:27歳
学歴:大卒
性別:女
勤続年数:2年
年収:220万円
総合病院の診療放射線技師。仕事内容は放射線治療における患者案内、機械操作、メンテナンス。
私は総合病院の診療放射線技師です。
業務内容は放射線治療における患者案内、機械操作、メンテナンスなどです。
休日は土日祝日で月に2、3日有給休暇が取れます。
勤務時間は8:00〜17:15、残業は月に10時間程度です。
福利厚生は雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金があります。
給料は月給16万程度で、別途時間外手当が付きます。
ボーナスは給与1.3〜1.5ヵ月分が年に2回支給されます。
休暇は年次有給休暇が10日と介護休暇、病気休暇などがあります。
仕事をしている時は、責任の重い仕事を任されて常に緊張していました。
そのせいか家に帰ると肩や首がパンパンに腫れて、なかなか眠れないこともありました。
また、ミスが許されない現場であるせいか先輩の指導が厳しく、泣きたいのをこらえて患者さんには笑顔で対応しなければならないので辛かったです。
6人チームで仕事をしていて密室に近かったので、閉鎖的な人間関係も苦痛でした。
公立病院で待遇のいい所なので親も喜んでくれた。シフトも過酷ではなく、謙虚な気持ちで学び直そうと思った。
当初は、公立病院で待遇のいい所なので親も喜んでくれました。
以前の職場は夜勤があり、親も「そんな過酷な勤務をしなくても良いように、勉強させたのに」とあまり良く思っていませんでした。
新しい病院は日勤のみで過酷なシフトでないので、「体を壊すこともないだろう」と安心してくれました。
同業の友人も応援してくれました。
「みんなの憧れの病院に入れるなんてすごい」「レベルが高い所だけど、ちいなら大丈夫!」と声をかけてくれました。
そして、この病院への就職を斡旋してくれたゼミの大学教授も喜んでくれました。
私も前に勤務していた病院が劣悪な環境だったので、新しい環境でまた仕事ができることが嬉しかったです。
また、いいところに就職したからといって天狗にならず、また一から仕事を学び直そうと謙虚な気持ちでいっぱいでした。
その一方で、自分が頑張ってきた勉強や前職の経験を活かすことができ、誇らしい気持ちもありました。
放射線技師は人間関係が辛い。認識の違いが大きく仕事の中でも衝突が絶えない。
私の仕事の辛いことは、人間関係です。
放射線技師は放射線技師だけで行動することが多いので、嫌な上司もいつも顔を合わせていなければいけません。
特にペアで仕事する場面があり、その時は逃げることができません。
今の放射線技師はほとんど大卒ですが、昔は専門学校であまり勉強しなくても技師になれたので、認識の違いが大きく仕事の中でも衝突が絶えませんでした。
かといって同業の者に相談をするとその噂が電光石火の速さで広がってしまうので、安易に相談することもできませんでした。
仕事自体は好きですし、人間関係の問題さえなければとてもやりがいのある仕事なので悲しく、悔しい気持ちでいっぱいです。
一部の勘違いした人たちのせいで、患者さんに放射線検査に嫌なイメージを持たれたり、病院の評判が悪くなったりするのがやりきれない思いでした。
患者さんと触れ合う機会が多く、仕事中でも笑顔の溢れる現場だと思っていた
仕事に就く前は、もっと患者さんと触れ合う機会が多く、仕事中でも笑顔の溢れる現場だと思っていました。
また、患者さんの側でもそこまで検査に対して恐怖心や抵抗感を持っているとは思っていませんでした。
ところが実際に働いてみると、ほとんどの患者さんは検査に不安があり、人によっては嫌悪感さえ持っていて、談笑するような雰囲気ではなかったです。
そんな重苦しい雰囲気の中でミスなく検査を遂行しなくてはいけないので、いつも緊張し過ぎてしまい疲れてしまいます。
現場の雰囲気も人の粗探しばかりでピリピリしていて、あまり必要のない職種の人たちが席の奪いあいをしているようで嫌な感じでした。
自分は何のために大学まで出てこの職業に就いたのだろうと虚しくなりました。
現場(病院)は当然病気の人が集まるので暗い所。過酷なシフトや業務のストレスで精神的に病んでいる人も多い。
患者さんのためになる仕事がしたいと考えることは素晴らしいことですが、実際の現場(病院)は当然病気の人が集まるのであなたが思っているよりも暗いところです。
働いている人たちも過酷なシフトや業務のストレスで精神的に病んでいることも多く、長く働き続けられるのはよほど崇高な目的意識を持っている方かシンプルに体が強い方だけです。
職員同士の八つ当たりや責任の押し付け合いは日常茶飯事です。
他人を蹴落として自分の身を守る技だけが身についていって、どんどん性格が悪くなります。
仕事内容としては完璧なのが当たり前で、良い仕事をしたからといって誰も褒めてくれません。
そのくせミスをした時はこれでもかと糾弾されるので、とても嫌な気分になります。
よほど患者さんのことを大切に思える人、放射線業務が好きな人にしかオススメできません。
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