看護師の年収、仕事時間、福利厚生、残業は？勤続年数17年の現役女性看護師に体験談を聞いてみた

ペンネーム：ゆう
年齢：40歳
学歴：大学卒
性別：女性
勤続年数：17年
年収：700万

残業は毎日。夜勤あり。福利厚生は病気休暇、介護休暇、育児休業など充実している。

私は、看護師として総合病院で働いています。そのため、毎日とても忙しいです。
休日は、週に2回ありますが不定期です。
勤務表があって、それにより休日が決められています。
時々、その職場で病気をしている人がいると休日が変わることもあります。

勤務時間は、基本的に8時間です。
しかし、ほとんど毎日残業をしている状態です。
残業時間は、少ない時は３０分で多い時には２時間位残ることもあります。
夜勤もしているので、夜勤の時は残業をすることが少ないです。できるだけ早く帰宅をするようにしています。

福利厚生についても、とてもいいです。残業手当はもちろんつくし、年休は年に20日以上があります。
そのほかにも、病気休暇、介護休暇、育児休業などもあります。そのため安心して働くことができます。

資格を取得しているので転職も楽。給料もよく看護師として働いていて本当に良かった

周りの人たち特に両親は、看護師になったことをとても喜んでいます。
なんと言っても資格を取得しているので仕事に困ることがないからです。
しかも特に医療職であると困ることが、全くありません。

昔からそうですが、未だに不足をしているので転職をしたいと思った時もすんなり転職をすることができます。
看護師をしているというと、とても大変という、そんな意識を持っている人が多いです。
しかし本人は案外とそんなこともないのです。

それは、なんと言ってもお給料がいいからです。こんなにお給料がよくていいのかと思うこともあります。
友人と話をしていると、お給料のことになると自分が多いので話すことができません。
そんな時、看護師として働いて本当によかったと感じます。

看護師は自分が病気だと仕事ができない。侮辱されたときは悲しい気持ちになる

仕事が辛いのは、体が病気である時ですね。
その時、ほかの仕事だったら勤務することもあるでしょう。
無理をして働くこともあると感じます。

しかし看護師の場合は、それができないのです。
それは患者さんを見ることができないからです。

感染症であると、接触することができません。
そんな時、申し訳ないと思ってしまいます。

また、患者さんに侮辱をされた時など看護をしたくなくなります。その人を見たくないと、そんな気持ちになります。

患者さんに寄り添って働くと思っていた。現実は仕事量が多く、淡々とルーティーンをこなす仕事

看護師は、患者さんのことをいつも考えて天使のように思っていました。
ところがそんなことはないのです。

むしろ、優しい看護しよりも効率的に淡々と仕事をしている看護師のほうが評価をされています。
そのため、患者さんが好む看護師と違う看護師が出世をします。それはどこの世界も同じことが言えますね。

また患者さんに寄り添い、気持ちを穏やかにして働くことが理想と思っているところがありました。
しかし現実は違っています。その仕事内容があまりにも多いので、ルティーンをこなすことが先決なのです。
そしてその後に時間があったら、患者さんのじっくり対話をするということです。
しかし現実的には、そんな時間を取ることができない状況がほとんどです。

看護師になるためには資格取得が必須。患者に励まされることも多い。

看護師になるためには資格取得が必要となります。
その大学などでの勉強も、通常の大学よりもかなり厳しいです。
毎日レポート提出の連続です。

そんな中、どうしてもなりたいという人はできるようになります。
その強い信念を持つことが大事です。

そして働くということは、考えている職業の理想像と大きく離れてしまうこともあります。
しかしその自分の目標や理想像に近づこうと努力をすることで、やりがいや気持ちを維持して働くことができます。

働く時には、辛いことが多いです。楽しいことは少ないと思うほうがいいです。
それは、仕事だからです。しかし看護師という職業は、患者さんに励まされることも多いです。
そして何よりも感謝される職業なのでやりがいがあります。