非営利団体職員の年収、仕事時間、福利厚生、残業は?勤続年数8年の現役非営利団体職員に体験談を聞いてみた

ペンネーム:taiwanrisu
年齢:29歳
学歴:大卒
性別:男
勤続年数:8年
年収:350万円

非営利団体職員で物品の運搬や職場内での軽作業。休日はシフト制。勤務時間は8時間。福利厚生は充実していない。

私は、某非営利団体職員として正社員で働いています。
業務は、福祉関係の団体への物品の運搬や職場内での軽作業などの雑務です。

休日はシフト制で決まっていて、休みたい日は事前に言えばだいたい受理されます。
一日の平均勤務時間は8時間で、朝の9時から17時までです。

普段は残業はあまりありませんが、時期によっては連日残業が続くこともあります。
福利厚生面は非常に劣悪で、厚生年金や労災保険も加入していません。

仕事をしているときは、正直苦痛でしかありません。
その為、「あと〇分頑張れば退勤できる、あと〇日出勤すれば休日だ、あと〇日で待望の給料日だ」などと、目先の楽しみのために仕事を一つ一つかたずけていこうと考えています。
この団体のために、進んで仕事に打ち込もうという積極的な感情は皆無です。

給料が低く、上司の尻拭いに追われる。

現在の仕事で苦痛に感じることは沢山あり、枚挙にいとまがありません。

具体的に例を挙げると、まずはその給料の安さです。
月々手取り16万ほどしか貰えず、妻を養っている自分にとってはとても満足できる額ではありません。

また、私は職場の中でも下っ端なので、特に重い荷物を運んだり、上司がほったらかした仕事の後始末をさせられる事は日常茶飯事でした。
そして特にストレスが溜まるのは、上司があまりにも仕事が不真面目であることです。

遅刻は常習で、報連相をせず、外部の人との約束も良くすっぽかしていました。
そのたびに私は頭を下げて歩き、上司の尻拭いをしてきました。

その為あまりのひどさに、たまにぶん殴ってやりたい衝動に駆られる時があります。

肉体労働で、職員たちの士気も低く、福利厚生のかけらもないひどい職場だった

この仕事につくまでは、事務処理的な業務が多い団体だと思っていたので、体力がない私にも務まると想像していました。
また、正社員として勤務できれば毎日定時に終わり、それなりの給料と社会保障が付いてくるものだと思っていました。

しかし、実際勤務してみると、ほとんどが肉体労働で、職員たちの士気も低く、福利厚生のかけらもないひどい職場で幻滅しました。
しかも、体力がない私でも長時間残業させられることが月に数回あり、病気になってもよほどの熱がなければ休めませんでした。

転職するなら事務職で、給料や福利厚生が充実している職場に行きたい。

もし、今私が転職できるとしたら、やはり肉体労働の少ない事務職で、給料や福利厚生が充実している職場に行きたいです。

となると、理想は役所や大手の企業でしょうか。
また欲を言えば、職員たちが皆生き生きとしていて、慕いたくなる頼れる上司と働きたいです。

理由は、やはり、今の職場があまりにも堕落していて、私自身も仕事に対する意欲がなくなっているからです。
また給料が安いため、現在、私の給料だけでは家計をやりくりすることが難しく、妊娠している妻までパートで働いている状況です。

そのため私は、少しでも給料が良く定時に退社できる事務関係の職場で働き、妻にできるだけ負担をかけさせないようにしたいのです。
そうすれば、私自身も時間と体力に余裕ができるので、家事の手伝いもこれまで以上にできると思うのです。

理想は給料と休みがもらえる福利厚生が充実した事務職の職場

やはり、仕事をしているときの感情で理想なのは、少しでも勤めている企業や団体の業績アップやイメージの向上のために働こうという前向きな感情ではないでしょうか。
私の理想の職場は、ある程度の給料と休みがもらえる福利厚生が充実した事務職の職場です。

もし私がその理想の職場で働ければ、きっと仕事の事でイライラしたり、悩んだりすることは無いのだと思います。
そして、今の職場は薄給で肉体労働で福利厚生が充実していなかったので私を含めた職員皆がやる気をなくしていましたが、給料や休みや福利厚生が充実している職場なら私だけでなく、他の職員の仕事に対する意欲も向上していくのだと思います。

そのため、みんなが生き生きと仕事をしている環境であれば、私ももう少しその職場が好きになり、同僚や先輩にも温かい気持ちで接することが出来そうです。