空港ターミナル内部機械の保守点検性業務員の年収、仕事時間、福利厚生、残業は?勤続年数3年の保守点検員に体験談を聞いてみた

ペンネーム:ノースドッグ
年齢:31歳
学歴:高校卒業
性別:男性
勤続年数:3年
年収:340万

機械の保守点検性業務。シフト制の24時間勤務。旅行手当として、年間1万5千円ほどの補助金

現在の作業内容を転記しておきます。下項2と同内容です。職業と業務内容について、機械の保守点検性業務。
関西の某空港において、ターミナルビルと旅客機を結ぶ搭乗橋と、ターミナルビル内部の手荷物搬送コンベヤの保守点検整備業務を行っています。

休日について、書面上では、週休二日制となっていますが、実際は週に一度の休日となっており、半ば強制的に休日出勤のような形をとっています。
勤務時間は、基本的にはシフト制の24時間勤務です。

残業という形ではなく、定時後に数時間(1時間~2時間ほどの休憩)後に再出社という形が通例となっており、通常のシフトもあってないようなものです。
福利厚生については、以前まではグループ会社の旅客機の搭乗割引などが豊富だったそうですが、そういったサービスが切り離されていき、最終手には旅行手当として、年間1万5千円ほどの補助金を申請すれば、得ることができます。

フライト遅れなどの影響が出て突発的に勤務時間が伸びてしまうことがある

基本的作業がしんどいなどは感じる事は少ないですが、やはりフライトの遅れなどの影響を受けてしまうので、突発的に勤務時間が大幅に伸びてしまうことが多く、また年間スケジュールも期間内に収めることが言辞的に厳しくなってきています。

その為、機械の整備不良が続くこともしばしばありますが、請負会社のような形ですので、細かい業務は後回しにし大きな仕事だけに集中的に人員をあてて、踏みとどまっている状態が続いています。
原因は歴代の先輩方のそういった仕事の安請負と、かつその時その時で仕事を進めてこなかったツケが今になって回ってきた状態です。

現在行わなければならない作業が、過去の作業による整備不良などでスケジュールを狂わせる原因となっており、当時の現場の社員が管理職となってしまっているために、その悪循環がひたすら繰り返しとなってしまっています。
日々、事故に繋がることのないよう祈っています。

転職活動時に聞いていた話とは大きくかけはなれた雇用状況。騙されたという認識。

前職の整備職の力を評価していただき転職にて、現在の仕事に移ってきました。
面接時には、現在は会社も立て直し積極的に頑張っている福利厚生等も充実していてプライベートの時間を確保することもそれほど難しい話ではないという話を受けて、転職を決意しましたが、見事に騙されたという認識しかありません。

残業申請も、任意の再出社という形で人員の確保を行っている為、会社自体は、残業という認識はとっておりません。

任意で社員が一生懸命やってくれているものという誤った認識を持っており、職場の上長がそういったことを押し付けるのではなく、管理職下の中堅社員が若手などを中心にそういったことを強制しているために、会社の中での拘束時間が曖昧になってしまっている。

査定時には評価してもらう機会が無く、年収が伸びない。仕事の成果がハッキリでる企画系のポジションに就きたい。

現在は、現場の作業員という形で働いていて、どうしても年収の査定時には中々、評価してもらう機会が無く、どうしても年収が伸びない。
会社的には、何か利益を生み出すプロジェクトを生み出し、成功した人を評価するような体制ではあるが、そもそも末端の一作業員が、プロジェクトを任されることは現実的にはありません。

なので、もし今後希望のポジションにつかせていただけるのであれば、やはり仕事の成果がはっきりと出る、企画系のポジションか、もしくは管理系の仕事について、現在の仕事のやり方や方針を抜本的に変えていきたい。
中堅クラス以下は苦労をしなければならい事は理解していますが、苦労する事と、効率が悪いことは意味合いが変わってくるので現場責任者以上のポジションで、業務をコントロールしていきたい。

管理職と現場での認識の乖離がある。現場がいくら頑張っても空回りしてしまうので、解消させたい。

基本的には、作業員同士の衝突が少なく、コミュニケーションや連携がしっかりとれているのが普通の会社ではないのかなと感じています。

現在は現場作業員と管理職とで離れた環境で作業を進めることが多く、管理職の方は報告書などから現場の様子をくみ取ることしかできませんが、報告書も端的に纏めるようにという風習も強いので中々、現場の様子が伝わっていない様子。
そういう環境は現場がいくら頑張っても空回りしてしまうことがあるので、そういった点を解消し、なるべく定時に帰社を目指さしていきたい。

その為には一つ一つ作業の見直しをかけていく事が必要。
また、不規則な残業の発生を苦に早々に退職をするメンバーも増えてきているので、プライベートの時間を確保もしくは有給などの取得を容易に認め作業員の心のケアに務めることができれば、よりよい作業を行っていくことができると考えています。