ペンネーム:たこさん
年齢:45歳
学歴:専門学校卒
性別:男性
勤続年数:15年
年収:600万円
大手電機メーカー子会社の設計部門勤務。完全土休。残業は月40時間程度。福利厚生は無し。
大手電機メーカー子会社の設計部門で働いていますが、中途採用で約15年間勤務しています。
以前も同じような仕事をしていたため転職しました。
休日は完全土休、勤務時間は8:30~17:30、残業は月40時間程度です。
仕事をしている時は正直嫌々ということが多々あります、納期が短い仕事が多く、効率を上げて仕事をしろというプレッシャーがあるのに残業は40時間で抑えるようにというお達しがあるので、時には休憩時間も程ほどに仕事をしているような状況です。
また休日が多く休めるのはいいのですが、リーマンショック以来、経費削減ということで会社契約の保養所は解約され、自腹で旅行に行くような程の状態になっています。
その他いろいろな福利厚生費も会社からは削られてしまい、仕事だけと言った感じになっています。
自身でペース仕事ができるため気分は楽。仕事がスムーズに出来た時などは優越感が半端ない。
自分自身で仕事のペースが決められ実行でるため、気分的にはすごく楽です。
それ故に自分の思い通りに仕事がスムーズに出来た時などは優越感が半端ないほどで、今日の仕事は100点だな!と自分ひとりで優越感に浸ってしまいます。
ただし誰も褒めてくれませんが。
なお、プレゼンも自分で行い、資料も自分で作成するため、何をどう話そうかが自分で何とでもできると言うところがいいところです。
なお客さんにも自分で説明するため、企画が通り商品企画が成立した時は、やりきった感が一番出て楽しい時です。
因みに年に一度自分の考えた企画を社長に見てもらうことがあり、その案が社長に採用されるイベントがありますがそれでみごと採用された時には、金一封も出ます。
過去に一度だけ自分の案が採用され出された報奨金で飲みに行ったことがあります。
自分の設計したものが家電量販店やホームセンターで売っていることは自慢できる。
自分の設計したものが世の中に出ていくということで、自分が作ったんだと言う自慢が出来ることでしょうか。
ただし具体的なメーカーを出すことは、守秘義務違反になるので言えませんが、よく家電量販店やホームセンターで見かけるので、それを見ながら”これは俺が設計したんだ、すごいだろう”とひとりで誇らしく思い、ニヤっとしたりしています。
(傍から見ればちょっと気持ち悪いですが)
なお、いろんな有名企業の方ともお話しをする機会がありますので、そんな時に興味を持ってくださって、いろいろ話を聞きたいと言われると、やっていて良かったなと思います。
そんな時には日ごろの苦労や憂いは吹っ飛びます。同じような仕事をしている方はよく分かる感覚では無いでしょうか。
給料はいいが息つく暇がない。家族がいなければ別の仕事をしているかもしれない。
もう一度同じ仕事をするか?と聞かれると即答は出来ないと思います。
この仕事だけでなくいろんな仕事をしてきたので、それぞれ一長一短あります。
この仕事は給料はいいのですが、効率効率と毎日のように言われ息をつく暇がありません。
それに自分のペースで仕事が出来ると言うのはいいことなのですが、成果を出せない場合は能力が無いとみなされ、降格や他部署への配置転換(つまり左遷の様なもの)、ひどい場合には減給などもあるため気が抜けません。
このような仕事ですので精神的に参ってしまい休職したり、心療内科に通院したりと言う方が多くいます。
私には家族もいますので、給料をもらうためには仕方がないと思って仕事をしています。
それが無かったら違う仕事をしているかもしれません。
過去に製造現場で仕事をしていた。肉体的にキツイ割には給料が安いので割に合わない。
私は過去にブルーワーカー(製造現場での作業)をしていたことがあるので、どちらのいいところも悪いところも知っているつもりです。
ただ、今はもう年齢も中年の域に達しているため、製造現場で夜遅くまで働いてくれ、と言われてもおそらく無理だと思います。
当時は30歳ぐらいでしたが、残業は毎月70~80時間しており週末になると疲れが溜まり、酒を飲んでは寝てしまい週末は遊びに行けない時もあったと言う状況でした。
それに給料も今ほどもらえたわけではないので、肉体的にキツイ割には給料が安いので割に合わないと思います。
(体力や健康的にはなりましたが)
その点ホワイトカラーでの仕事は肉体的にはキツくはないかわり、精神的な忍耐力などが要求されるのでじっとしていられない人には向かないなと思います。
頭を使う仕事は一般的には給料が高い。
正直な話、頭を使う仕事は一般的には給料が高いと思います。
故にそれが目当てでこのような仕事をしたいと入社してくる方は多数いましたが、あまりの忙しさに辞めていく人も多数いました。
体をあまり動かさない代わりに、いろんな神経を使い、ある意味会社の中でも中枢的な部署であるため、失敗した時のリカバリーは自分でする他無くその際のプレッシャーは半端では無く、資料全部を窓から投げたくなるほどになる時もあります。
言い方は少々悪いのですが、ブルーカラーの仕事は言われたことをやるのが大事なので、自分で全てをこなす精神的なプレッシャーが無い分気が楽だと思っています。
気楽で給料はそれなりを選ぶか、精神的に追い詰められても給与が高い方を選ぶかはあなた次第です。
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