不動産の賃貸物件仲介業の年収、仕事内容、福利厚生、残業は?勤続年数5年の現役仲介業務員に体験談を聞いてみた

ペンネーム:kg2qed
年齢:26歳
学歴:専門学校卒
性別:男性
勤続年数:5年
年収:400万

仕事は不動産の賃貸物件の仲介業。勤務時間は朝9時から20時。休日は月5日。広告掲載業務やお客様に物件をご紹介する業務。

私は現在不動産の賃貸物件の仲介業を行っております。
勤務時間は朝9時から20時まで。休日は月5日です。(週1休み+1日リフレッシュ休暇)

勤務時間は長いですが1日の仕事の内容としてはデスクワークと物件の案内や建物の写真撮影の半々なのであまり日々の身体的疲労は少ないです。
デスクワークでは主にインターネットサイトへの広告掲載業務がメインとなっております。
そちらの広告を見てお越しいただいたお客様に物件をご紹介させて頂き、実際にお部屋の案内などを行って気に入っていただけましたらお申込みから契約に至るまでサポートするお仕事です。

それ以外の時間は出先でマンション等の室内写真の撮影などで時間を費やすことが殆どです。

年収も上がって給料が励みになっているのでもっと上を目指して頑張りたい。

前職が美容師ということもあり、年収が今よりも低かったので年収が上がって周りには他業種で頑張れているのはすごいと感心されます。
あまりメジャーなお仕事ではないのでおそらくその程度しか周りの評価はないかと思います。

自分自身としては年収も上がって給料が励みになっているのでもっと上を目指して頑張りたいと日々思うようになりました。

営業職なので給料の浮き沈みが大変激しいのが一番の悩み。

やはり営業職なので給料の浮き沈みが大変激しいのが一番の悩みです。
引っ越しシーズン期といわれる1月~4月の春先はお客様も大変多く、その分給料としての見返りがあります。
しかし、それら以外の閑散期は暇も多く、お部屋の成約に結び付けなければ上司からはお叱りを受けたり、給料がカットされてしまう事もあります。

また休日が少ないにも関わらず、営業成績を気にして休日出勤をしないといけなくなることもあります。
逆に忙しい時期は休みでも出勤しないとお客様のお引越しまでに契約が間に合わなくなってしまう恐れもあったりするので結果的に暇な月も忙しい月も休日が減ってしまうので仕方がないかもしれませんがその点は毎年とても考えさせられます。

お部屋探しのプロであるために一番『知識』というのが必要になってくる。

私がこのお仕事につくまでのこの業界のイメージはお客様が来店してお部屋を見に行ってお申込みいただいて終わりというイメージしかありませんでした。
ですのでいざこの業界に足を踏み入れた際にまずカメラをもってお部屋の写真を撮りに行くとは全く思っておらず、いきなりイメージと全く違うと思わされました。

またお部屋をただ紹介するだけではなく、お客様に合わせたお住まいの提案が必要となりますので一番『知識』というのが必要になってくると思わされました。
土地の事を知っておくのも大事ですし、建物の構造や設備の事などお部屋探しのプロであるためにそれらすべての知識を蓄えないといけないので非常に努力することが大事なんだなと思い、日々自分なりに知識を身に着ける努力をいたしました。

賃貸営業は入りやすい部門。自然と色々な知識を身に着けることができる。

不動産にもいろいろな部署がありますが賃貸営業というのはとても足を踏み入れやすい部門だと思います。

不動産の基礎知識を身に着けられ、様々な業種にお勤めの方や企業様と関係を持つことができますので自然と色々な知識を身に着けることができます。
大変な面としては覚えることが多いことと、お客様に合わせた臨機応変な対応が必要になったり、時には駆け引きも必要ですので自分自身の色んな場面を想定した対応力が必要になります。

覚えたりすることばかりで物覚えが苦手な方は苦戦する事もあるかも知れませんが自分がしっかりとお客様を第一に考えてお部屋を紹介し、実際に成約になればこの上ない喜びがありますので途中で断念することなく、お仕事を頑張っていただけたらと思います。