文具メーカーで営業職の年収、仕事内容、福利厚生、残業は?勤続年数1年の現役販売員に体験談を聞いてみた

ニックネーム:NOMURA
年齢:28歳
学歴:大学卒
性別:男
勤務年数:1年
年収:450万円

文具メーカーで営業職。法人向けの業務用製品の製造・販売。海外出張あり。残業はほぼなし。自由度は高い。

業種は文具メーカーで営業職として勤務しています。ただ、文具メーカーといえ文房具を販売しているのではなく、法人向けの業務用製品の製造・販売を行っています。

詳細な業務内容についてですが、基本的に営業は全国です。数か所支店はあるのですが、メインの文具販売の営業支店で未だ、業務用製品の部署がそこまで大きくなく全国的に本社の事業部が見ている状況です。

そのため、出張も多くときには海外に出張することも有ります。基本的に休日は土日で、勤務時間は8:00~17:00になっています。残業はあまりなく、福利厚生も基本的な手当てなど優遇されていると思います。結構色々と自由に仕事をさせてもらっているので楽しく仕事をしています。

妻が背中を押してくれて転職を決めた。給料は少し下がったがこれから恩返ししていきたい

前の職場は商社で合った為、製造業に会社が移るということに対し驚いていた所もあったし、はたまた、やめておけと止める人もいました。

ですが、妻は背中を押してくれて応援してくれたのがうれしかったです。若干ではありますが、給料が下がってしまって少し家系的に圧迫してしまった時も、自分のお小遣いを下げてでもいいので、できるだけ頑張りたいと言ってくれました。

本当に感謝する気持ちでいっぱいです。これからは少しづつ恩返ししていくつもりです。

知識がないため勉強が必要。自分で自ら勉強をしなかればついていけない

まったく前の職場とやっていることが違うので、色々とイチから勉強しなければならなかったのがとても大変でした。

前の職場では貿易関連の業務を担当していました。貿易関連はデータあるいは書類のやり取りが基本なので、現在は逆に、ものづくりという視点で仕事を進めなければなりません。

そういう意味では頭よりも手を動かして物事を覚えろという世界に入り色々と勉強するにはとても苦労しなければならない、勝負の時だと考えています。

他には、前の職場は結構大きな職場で色々とサポートしてくれる人がいて助かっていたのですが、今は全部自分でやらなければいけません。書類の作成から、出張の準備まで自分でやらないといけないのでしんどいと感じる時はあります。

仕事を辞める前、なぜ仕事を辞めたかというと、前の会社はとても人間関係が悪く、いわゆる派閥というものがいくつかありました。

思いのほか仲が良くなく、あまり過度な期待はしない方がいいなと感じた

それは、理由が二つあり、ひとつはその会社がM&Aで大きくなってきた会社であったからです。合併する前の会社の人たちがどうだとか、既にグループというのがいくつかあり、それゆえ蟠りがうまれる時も有りました。

そして2つ目として、親会社からの天下りがあり役員はすべて親会社の人間が居座っていたことです。どれだけたたき上げの社員が頑張っても役員に慣れないというのは頑張る理由がない、それゆえ役員と社員の価値観が違っていたのが印象的です。

新しい会社に入る前はそんなことがあったので雰囲気のよい会社を選びとてもわくわくしていました。ただ入ってみると思いのほか仲が良くなく、いざこざというのがありました。そういった意味であまり過度な期待はしない方がいいなと感じました。

文具業界は狭き門だが全員が切磋琢磨して頑張っている業界。やるがいのある仕事。

文具業界は、狭き門です。少子高齢化が進み子供の人数が減ってきており需要が少なくなっているのと、電子化が進んでいてペーパレスや書く必要のない状況が進んできています。

そのため、会社は絞られて、大企業といえど会社の成長が求められているところです。ただ、それゆえ全員が切磋琢磨し頑張っている会社も多いと思います。

なにより子供に夢を与えられる仕事の一つだと感じています。ユーザが実際に自社の製品を買ってくれる、使ってくれている姿をみるのはやっぱり嬉しいものです。

そういった意味で、やりがいのある職場で有ることは間違いありません。中々、募集数が少ないので、仕事に就くのは難しい所も有りますが頑張って目指してほしいと思います。